第1選
Blues for Red Sun
⭐⭐⭐⭐⭐
総合評価:S (88)
ここが良い!
- 低くうねるグルーヴと乾いたギターの質感が圧倒的で、デザートロックの原風景を体感しやすい
- 重さがあるのに流れが良く、長尺でもだれにくい
- サイケ感と荒涼感のバランスが絶妙で、夜中やドライブで強い没入感がある
ここが注意!
- 洗練された歌メロ中心の作品を求めると、粗く感じる場面がある
- 録音のざらつきも魅力だが、現代的なクリアさ重視の人には少し渋い
第2選
SONGS FOR THE DEAF – QUEENS OF THE STONE AGE
⭐⭐⭐⭐⭐
総合評価:SS (92)
ここが良い!
- キレ味のあるリフ、疾走感、フックの強さが非常に高水準で、入口としても完成度が高い
- ラジオを模した流れも含めてアルバム全体の設計が巧みで、一気聴きの満足度が高い
- ヘヴィなのにポップな瞬間が多く、耳に残りやすい
ここが注意!
- 代表作だけに、この後ほかの作品を聴くと少しクセの強さを感じることがある
- 荒野的なムードよりもロックの推進力が前面に出るので、純粋な土臭さ一本ではない
第3選
The Action Is Go
⭐⭐⭐⭐⭐
総合評価:S (84)
ここが良い!
- 太く転がるリフが気持ちよく、肩の力を抜いて楽しめる王道ストーナー感がある
- テンポ感が良く、重さと軽快さの配分がうまい
- 反復の快楽が強く、作業用にもドライブ用にもハマりやすい
ここが注意!
- 実験性や劇的展開を求めると、やや一本調子に感じる可能性がある
- 世界観の深掘りよりもノリの良さが先に来る作品
第4選
Coping with the Urban Coyote (Reissue) [Analog]
⭐⭐⭐⭐⭐
総合評価:S (85)
ここが良い!
- 砂っぽい空気感と粘るリフの相性が良く、通好みの渋さがある
- 重厚なのにどこか艶っぽく、夜の温度感をまとったムードが魅力
- ボーカルとギターの存在感が強く、王道系とは少し違う妖しさがある
ここが注意!
- 派手なキャッチーさは控えめなので、初聴きでは地味に感じる人もいる
- 即効性よりもじわじわ効くタイプで、1曲目から爆発力を期待しすぎない方が良い
第5選
Rock Formations
⭐⭐⭐⭐⭐
総合評価:S (84)
ここが良い!
- 歌よりも景色を描くような演奏が中心で、砂漠の広がりや地平線の静けさを強く感じられる
- 反復と余白の使い方がうまく、チル寄りの没入感が高い
- インスト寄りの魅力が強く、空間系やサイケな質感が好きな人に刺さる
ここが注意!
- 歌メロ重視の人には物足りなく感じる場合がある
- 派手な起伏は少ないため、刺激や即効性を求めると合わないこともある
第6選
Jalamanta (Clear Blue Vinyl) (2LP) (Ltd) [Analog]
⭐⭐⭐⭐⭐
総合評価:S (87)
ここが良い!
- ルーズで温かいグルーヴが心地よく、気取らない自然体のかっこよさがある
- 重さ一辺倒ではなく、ファズ感と抜けの良さが共存していて聴き疲れしにくい
- 乾いた大地の景色とヒッピー的な浮遊感が同居していて独特
ここが注意!
- 爆発力や鋭さではなく、あくまで“ハマる人が深くハマる”タイプ
- 緊張感の強い作品を求めると、やや緩く感じることがある
第7選
Amusing the Amazing
⭐⭐⭐⭐⭐
総合評価:S (86)
ここが良い!
- 短めでもインパクトが強く、荒々しさと色気が同居した濃い内容
- 重いのに流麗で、後のデザートロック作品につながる旨味が詰まっている
- リフの圧とボーカルの存在感が強く、記名性が高い
ここが注意!
- 作品ボリュームや入手性の印象から、決定版アルバム級の満腹感とは少し違う
- 荒削りな魅力が前面に出るので、整った完成度を最優先する人には少し粗く映る
メモ
失敗しない選び方
- デザートロック寄りの作品を選ぶなら、まずは自分が何を最優先するかを決めるのが失敗しにくいです。リフの即効性と完成度を重視するならSONGS FOR THE DEAF – QUEENS OF THE STONE AGE、王道の反復グルーヴを浴びたいならThe Action Is Go、荒野の空気そのものを味わいたいならBlues for Red SunやRock Formationsが向いています。
- 歌メロの強さを求めるならSONGS FOR THE DEAF – QUEENS OF THE STONE AGE、雰囲気重視ならRock FormationsやJalamanta (Clear Blue Vinyl) (2LP) (Ltd) [Analog]、通好みの渋さならCoping with the Urban Coyote (Reissue) [Analog]が相性良好です。
- 初めてなら
- まずは完成度の高い1枚から入る
- 次に王道グルーヴ系へ広げる
- 最後に空間系や渋めの作品へ進む
- この順番だと好みを見失いにくいです。
- 迷ったら最初の1枚はSONGS FOR THE DEAF – QUEENS OF THE STONE AGE、ジャンルの原点感を味わうならBlues for Red Sunがおすすめです。
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